職人として生きる手ごたえ
社員として成長する実感
おもしろい会社でおもしろく働く

猪又鈑金工業は“令和の職人”が集う“令和の板金工場”。 硬い金属を扱うハードな職人仕事ながら 社内の雰囲気はいたってアットホーム。 自分らしく働ける場所が、ここにあります。

工場こうじょう」スキルに自信のある工場こうば」です

「工場」は「こうじょう」とも「こうば」とも読みます。「こうじょう」は自動化された、ちょっと近代的なイメージ。「こうば」は小規模な作業場で職人が活躍しているイメージですね。

イノマタ(猪又鈑金工業)の仕事環境は「こうば」と読む方に近く、現場では実際に職人が活躍しています。今どきの工場のような業務フローのマニュアルをあえて用意せず、職人が自分で発想し、判断して仕事をしています。とはいえ最新の板金マシン、溶接マシンがそろい、職人はオペレーターとしても高い技術をもっています。そして作業の安全や製品の品質精度を追求する姿勢は徹底しています。

つまり、イノマタ(猪又鈑金工業)の職場は「こうじょう」のスキルに自信のある「こうば」。お客様の信頼と働く社員のワクワク感が生まれる職場をめざしているのです。

めざせ!社員のスキルをもつ「令和の職人」

イノマタ(猪又鈑金工業)で働く技術スタッフは、工場板金という一生ものの技術を身に付けて「職人」として一人前になります。もちろん昔の職人とは違い「俺の背中を見て仕事を覚えろ」なんてことは言いません。 ゼロからの初心者でも先輩や上司の指導で板金や溶接の技術を身につけ、会社の支援で資格取得に挑戦してスキルアップしていきます。マシンオペレーションも身につきます。 さらに会社組織のなかで成長しながら、チームでプロジェクトに取り組むこと、先輩、上司となって後輩を育てていくことなど、「社員」としてのスキルも身につけていきます。 イノマタ(猪又鈑金工業)が求める職人とは、かたくななだけの職人イメージとは違い、腕前を上げることに前向きで、多種多様な板金ニーズを理解し、柔軟に対応できる「令和の職人」です。

     

イノマタ(猪又鈑金工業)で活躍する社員を紹介します
あなたもイノマタ(猪又鈑金工業)で自分らしい働き方を見つけてください

M さん

製造1課 入社20年超インドネシア出身

マシン好きにとってこの仕事はおもしろさがいっぱい
いろんな技術をもっと習得したい

今取り組んでいる仕事は?

レーザーカッティング、タレットパンチプレス、研磨機など、数種類のマシンのプログラミング、オペレーション、品質目視が主な業務です。フォークリフトを運転して、加工する資材の入庫、在庫の整理もおこなっています。

もともと機械が好きなので、どのマシンのプログラミングもオペレーションもおもしろいですね。特に「ヌキ」と呼ばれる穴開け加工はおもしろいと思います。自分の入力と操作で、毎日いろんな形状の部品ができあがっていくんです。
初めの頃はむずかしいと感じましたが、勉強し、経験を積むにつれ、どんどんおもしろくなりました。

勤務して20年あまりの間に、新しいマシンが次々と導入されました。そのたびに勉強し直したり、メーカーの講習会で訓練したりするわけですが、これもおもしろさの一つですね。できることが増えていくのは、うれしいものです。

入社のきっかけは?

20代の頃、インドネシアから実習生として来日し、安曇野の機械メーカーで3年間勤務していたことがありました。猪又社長と初めて出会ったのは、この時でした。実習を終え、帰国して1年後に再度来日した時に、町で社長と偶然再会し、誘っていただきました。以来、この会社でお世話になっています。

社長、経理総務課長である社長夫人をはじめ、社員のみなさんがみんないい方々で、すごくやさしかった。会社全体が家族みたいなんですよ。外国人の私に、仕事のことだけでなく、ゴミ捨てルールなど日常生活のこまごましたこと、自動車免許のこと、運転の仕方など、本当に親切に教えてくださいました。

おかげで仕事にも、日本での暮らしにもすっかり慣れ、ここがもう一つのふるさとです。会社が家庭的なのは、今も変わらないですね。

イノマタ(猪又鈑金工業)のいいところは?

仕事でもプライベートでも、なんでも気兼ねなく会社や仲間に話せることですね。相談ごとも、仕事上の提案も、遠慮なく口に出せるので、ストレスをため込むことがないのがいいですね。

技術の向上を会社が後押ししてくれる点も、いいところだと思います。私もフォークリフトの運転講習や、タレットパンチプレスの技能検定受験を、会社に支援してもらいました。長く経験を積んで、後輩に仕事の段取りを教える立場になりましたが、まだまだ身につけたい技術はたくさんあります。まだ扱えないマシンもあり、もっと勉強する必要を感じています。

もう一つ、決算がいい年は特別に「決算賞与」が支給されるんです。この10年ほどは毎年支給されていますよ。ボーナスが年3回ある感じで、本当にありがたいです。

インタビュー画像

平均的なある日のスケジュール

8:30
始業・朝礼
~10:00
部署ミーティング 自動運転で加工された製品のチェック

本日の作業
~10:15
休憩
~11:40
優先順位確認ミーティング 急ぎ案件の対応

本日の作業
~12:40
昼休憩
~15:00
本日の作業
~15:15
休憩
~17:30
業務終了 退勤

K さん

製造2課 入社6年地元出身

自社で手がけた製品が
世の中で使われているのがうれしい

入社のきっかけは?

知人に紹介され、最初はアルバイトで入り、組み立て業務を経験しました。2ヵ月後に社員として採用され、溶接の部門で働くようになり、6年になります。

卒業したのが農業系の高校だったので、板金も溶接もまったくわからずゼロからのスタートでしたが、他にやりたいことがあったというわけでもなかったので抵抗感や戸惑いはなかったです。目の前にある仕事に向き合い、一つ一つ取り組んでいるうちに、だんだんおもしろくなってきたという感じですね。

自分でできる範囲が広がっていくので、飽きることがなく、辞めたいと思ったことは一度もありません。

今取り組んでいる仕事は?

溶接です。最初は、金属板にネジを取り付けるスタッド溶接の工程を、電気を用いるスポット溶接という技術でおこなっていました。その後、炭酸ガスを使うCo2溶接に取り組むようになり、2年前にガス溶接の技能講習を終了しました。

自分はふだん左利きで、溶接する部品の角度や向きに合わせて都合のいい方の手で作業できる点が有利かもしれません。「両手使えていいなぁ」って、よく言われます(笑)。

今、主に取り組んでいるのは工事現場などで使われるLED電光掲示板の外枠部品の溶接です。製品によってサイズも加工台数も日によってバラバラなんですが、加工した製品が工場内に数百個レベルでずらっと並ぶと、達成感を覚えますね。車に乗っていて、うちで手がけた電光掲示板がしっかり仕事してる様子を見たりするのも、うれしいものですね。

イノマタ(猪又鈑金工業)のいいところは?

アルバイト時代から社内の雰囲気のよさは感じていました。役職や肩書きに関係なく人間関係がフランクで、自然で、居心地がいいんです。

少しずつでも年々昇給していて、ありがたいですね。仕事ぶりを見てもらえているんだなと、うれしく思います。

溶接の仕事のなかでも、自分が担当しているのは一番簡単な仕事。覚えたいことや身につけたいことはたくさんあるのですが、人員が足りなすぎてこの仕事を離れるわけにいかないのが残念。新しい人に入ってもらって、仕事をシフトしていきたいと思っています。知識ゼロ、経験ゼロで始めて、ここまでになれた自分の経験を、今度は次の人にしっかり伝えていきたい。一緒に取り組んでくれる人の入社を楽しみに待っています。

インタビュー画像

平均的なある日のスケジュール

8:30
始業・朝礼
~10:00
部署ミーティング 本日の作業・段取りの共有と確認

本日の作業
~10:15
休憩
~12:15
本日の作業
~13:15
昼休憩
~15:00
本日の作業
~15:15
休憩
~17:30
業務終了 退勤

Q さん

経理総務課 入社7年埼玉県出身

強制やマニュアルがなく
自分らしくいい仕事ができる

入社のきっかけと仕事内容は?

大手不動産会社で営業社員として働き、長野へ移ったのを機に転職しました。事務職に就きたかったので、転職を前に経理や税務会計を学べる職業訓練学校に通って勉強。卒業のタイミングで求職活動をし、「事務職で通勤に時間がかからない」という希望にぴったり合った猪又鈑金工業に入社しました。現在は経理総務課長を補佐しながら経理総務の仕事をしています。

前職では「5S」が徹底されていて、規律やルールがものすごく多く、ちょっとでも守れないことがあるとアウト!という環境でした。そんな厳しさの中で15年勤務していたので、この会社のおおらかさというか、のびやかさには、正直、驚きました。

イノマタ(猪又鈑金工業)のいいところは?

「こうでなくてはならない」「○○しなくてはいけない」というのがないんです。でも社長と、社長の奥さんである経理総務課長のもと、強制や強要をしなくても、みんながゆるやかに思いを共有している感覚が心地よく、働きやすい環境だな、と感じます。

社員同士は、いわゆる“仲良しこよし”では決してありませんが、人間関係がいいので社内の空気がいいんです。社長の明るさや、かつて看護師をしていた経理総務課長の人柄が影響しているんでしょうね。会社全体が明るいですよ。

会社のイベントとしておこなわれるお花見、納涼会、忘年会は、自由参加なのですが、いつもほぼ100%が参加します。気をつかわずに楽しめる会になっているんでしょうね。それも会社の魅力かな、と思います。

応募を検討している人へメッセージを

社員一人ひとりが職人として働ける会社です。技術を身につけ、経験を積めば、自分の仕事の段取りを自分で組めるようになり、有給休暇も取りやすいし、自分らしい働き方ができると思います。

若く柔軟なうちに熟練の先輩職人さんたちからたくさん吸収し、自分で自分を誇れるような職人に育ってほしいですね。そして、この心地よい職場環境の中で長く働きたいと思っていただけたらうれしいです。

インタビュー画像

平均的なある日のスケジュール

8:30
始業 掃除・食堂の準備
~10:00
納品書処理 データ入力 台帳記帳

注文内容打ち込み作業指示書作成 現場と共有
~10:15
休憩
~12:15
各種伝票処理 データ入力ほか
~13:15
昼休憩
~15:00
本日の総務業務 見積など
~15:15
休憩
~17:30
業務終了 退勤

一生ものの工場板金技術を身に付ける
マニュアルにしばられず自分らしく働く